佐賀県といえば吉野ヶ里遺跡が有名ですよね。
小学生の時行った時は遺跡しかないしつまらなかったんですが、今は敷地内に遊ぶところがあって、見どころや楽しみ方がたくさんあって家族連れで大賑わいなんです!
犬などのペットも入園OKなので、お散歩を楽しむ人もたくさんいましたよ。
遊具の他にも、小川、バーベキューができるスペースなどかなり充実していて、一日中遊べます。
入場料と駐車場代がかかりますが、それでもおすすめできる公園です!
この記事では、4歳と0歳児を連れて家族で遊びに行ってきた感想をレポートします♪
吉野ヶ里歴史公園の遊具
吉野ヶ里歴史公園に小さな子ども連れで遊びに行くなら、やっぱり遊びの原と弥生の大野です!(地図左上の赤丸部分)
遊びの原
巨大な複合遊具、トランポリンにふわふわドームなど、子どもが楽しめるような遊具がたくさんあります。
夏にはじゃぶじゃぶ池が開放されて水遊びもできます!
弥生の大野
約6ヘクタールの芝生の広場で、テントを張ってのんびりできます。
ビッグボールの貸し出し(無料)もありますし、ボールやシャボン玉で遊ぶのもおすすめ!
ちなみに、地図の青丸の西口サービスセンターには赤ちゃんルームがありますので、テントなどを持参していない時はここを利用するといいですよ。
吉野ヶ里歴史公園は、一日じゃ全然遊びつくせないくらい見どころがたくさんあります。
絶対ファンになるので、ぜひ一度遊びに行ってみてほしい公園です!
複合遊具・ローラーすべり台
ものすごく大きな複合遊具で、やはり一番高いところからすべるローラーすべり台が人気のようでした。
写真を撮ろうとしても全体を写すのが難しいくらい大きいです!
ローラーすべり台は奥の方にあり、複合遊具の一番高いところからすべるようになっています。
高さがあるので、思った以上にスピードが出ます。
大人でもノーブレーキだと少し怖く、足でちょこちょこブレーキをかけながら滑りました。
ローラーすべり台で遊ぶときは、ズボンの汚れ防止や衝撃を緩和するために、ヒップスライダーを下に敷くことを強くおすすめします。
こんな感じの商品で、100均にも売っています。
これが有るのと無いのでは段違いなので、準備しておいた方が良いです!
ズボンのベルト部分にカラビナで下げている人がたくさんいました。
その方法だと両手がふさがらないので良いですね!
ふわふわドーム・トランポリン
複合遊具のすぐ近くに、トランポリンとふわふわドームがあります。
トランポリンは小学校入学前、ふわふわドームは小学生から中学生という割合が多かったです。
息子はトランポリンは少し物足りなかったようで、すぐにふわふわドームの方に行ってしまいました。
ふわふわドームの方は大きい子が高くジャンプしたりゴロゴロ転がってきたりするので、少しヒヤッとする場面も。
周りに注意しながら遊ぶように言い聞かせておいた方がよさそうです。
息子も登ってジャンプして転がって、ずいぶん長い時間遊んでいました。
2024年3月にふわふわドームがリニューアルオープンしましたが、対象年齢が6~12歳に変更になりましたのでご注意ください!
遊ぶのは入れ替え制で、近くにあるテントで整理券をもらうときにだいたいの年齢確認も行われます。
ビッグボール
フェンスで囲まれている弥生の大野の一部のスペースで、ビッグボールで遊ぶことができます。
ビッグボールの貸し出しは無料で、ボールは全部で15個くらいあります。
スタッフさんがいる時はボールを出してきてくれますが、居ない時は自分で好きなボールを小屋から出してきて遊んでOKでした。
待っている子がいる時などは、10分の時間制限がありました。
また、子どもをボールの上に乗せるのは危ないのでNGです。
乗せている人がいると、放送でスタッフさんから注意が入ります。
自分の身長より大きなボールを一生懸命転がす子どもたちは可愛いですよー!
この時の長男の身長が105cmなので、ボールは130cmくらいはあると思います。
大人でもうまくまっすぐに転がすのは難しくて、子どもと一緒に楽しめました。
小さい子ども向けの遊具やブランコも
大型複合遊具の周辺には、小さいお子さん向けの遊具やブランコもあります!
全体的に低めの遊具なので、まだ高いところに行くのはこわいというお子さんはこちらの方が良いかもしれません。
写真には入っていませんがすべり台もありますよ!
こちらのハンモック風のブランコもおすすめです。
福岡県筑前町にある筑前ぽぽろと同じタイプのブランコです。
筑前ぽぽろに行ってきたレビューはこちらからどうぞ。
ブランコが4つある筑前ぽぽろでもいつも順番待ちが発生していますが、こちらは2つしかないのでさらに待っている子が多いです。
寝そべった状態でも楽しむことができるので、本当にハンモックでゆらゆら揺られている感じがして面白いです。
子どもをお腹に乗せて一緒に寝そべって、目を閉じてのんびり揺れると癒されます。
写真を撮った日は近くのふわふわドームの工事中で、このブランコも使用禁止になっていました。
2024年3月にすでに工事は終わっているので、ブランコでも遊べるようになっていますよ。
吉野ヶ里歴史公園の見どころや楽しみ方を紹介!
吉野ヶ里歴史公園はもちろん遊具だけじゃありません!
小さいお子さんがいるご家庭なら遊具がメインになりがちですが、もう少し大きいお子さんなら、環濠集落や体験コーナーもおすすめですよ♪
吉野ヶ里歴史公園の見どころ・弥生時代の環濠集落
吉野ヶ里歴史公園の見どころは何といっても復元された弥生時代の環濠集落です。
当時の高床倉庫や竪穴式住居などの建物が忠実に再現されていて、古代の生活を実際に感じることができますよ。
遺跡見学ツアーに参加すれば、ガイドさんの説明を聞きながら詳しく知ることができます。
また、展示室には貴重な資料も多数展示されていますので、じっくり見学するのも興味深いですよ。
吉野ヶ里歴史公園の楽しみ方・体験プログラム
吉野ヶ里歴史公園では、色々な体験コーナーが充実しています。
見るだけではなく、実際に体験することができるのがこの公園の良いところです。
・勾玉づくり
・火おこし(※雨天や強風など悪天候の場合は土笛づくりに変更)
・土笛づくり(※火おこしが中止の場合のみ実施)
・組ひもづくり
・鏡製作(土日祝限定)
・有柄銅剣製作(土日祝限定)
・巴形製作(土日祝限定)
・「親魏倭王」印製作(土日祝限定)
・銅鐸製作(土日祝限定)
・貨泉製作(土日祝限定)
こんなにたくさんの体験プログラムが準備されています。
雨の日でも火おこし以外のプログラムは行われていますので、遊具や広場で遊べない時はじっくり体験プログラムに取り組むのも良いのでは?
勾玉づくりや組ひもづくりは女の子にも人気がありそうなプログラムですよね。
土日祝限定の製作は、おそらく世界でここでしか体験できないのではないでしょうか…?
これはぜひ一度体験してみたいですね!
吉野ヶ里歴史公園はペットOK!たくさんの犬たちが集まるイベントも!
吉野ヶ里歴史公園は以前はペットの入園はNGでしたが、平成21年6月よりペット連れの入園が可能になっています。
ただし、園内では必ずリードでつなぐこと、フンはきちんと処理することなどいくつか注意事項もあります。
ペット連れで遊びに行く際には公式HPの注意事項をご一読ください。
広々とした公園なので、お散歩大好きなワンチャンもきっと満足できるでしょう!
吉野ヶ里歴史公園では、毎年10月ごろに『吉野ヶ里ドッグフェスタ』というイベントが開催されています。
ペットの無料撮影会、お散歩ウォッチング、ペット関連のマルシェ、ステージ演目など盛りだくさんです!
参加無料なので、一度ワンチャン連れで参加してみてはどうでしょう♪
吉野ヶ里歴史公園の遊びの原にいくなら駐車場は西口
駐車場は西口と東口にありますが、遊びの原に行くときは西口の方が近いです。
吉野ヶ里歴史公園は遊びの原や弥生の大野がある古代の原ゾーンだけで20ヘクタールもあり、東京ドーム4.28個分に相当します。
そもそも敷地がかなり広いので、西口駐車場の方が近いと言っても、遊びの原までは5~10分程度歩くことになります。
ですが、道中には植物のアーチや動物と触れ合えるふれあい館、野外炊事コーナーや小川があったり盛りだくさんなので、歩いているだけでも楽しめますよ。
吉野ヶ里歴史公園のランチは持ち込みがおすすめ!バーベキューもできる!
遊んでいるとやっぱりお腹がすいてきますよね!
吉野ヶ里歴史公園の遊具の近くには、週末や祝日のみですがアイスクリームやフライドポテトなどの出店はありますので、小腹を満たすだけならそこで大丈夫かもしれません。
ですがちゃんとお店でランチとなると、公園内には東口側の入口ゾーンにレストランが1か所あるだけです。
遊びの原がある西口から歩いていくとかなり遠く、おそらく片道15~20分はかかります。
体力があるなら、散歩がてら歩いて行くのも良いかもしれませんね。
あまり歩きたくないという人は、公園の入り口から東口まで無料のバスが運行されています。
もしくは、自分の車で東口まで行く方法もあります(駐車料金は西口で支払い済みなら無料で東口に駐車できます)。
我が家は最初に吉野ヶ里歴史公園に行った時に、少し遊んだ後で車で東口に行ってレストランで昼食をとりました。
古代貝汁御前や古代米そうめんセットなど、ここでしか味わえないようなメニューもありますよ。
ですが、遊びを途中で切り上げて西口駐車場へ → 東口駐車場へ移動 → レストランで食事 → 西口駐車場へ移動 → 遊びの原へ移動 …と移動だけでもかなりの時間がかかりました。
お昼をまたいで滞在する時は、お昼ご飯は持ち込んだ方が楽だと感じました。
もしくは、思い切ってバーベキューをするという案もありです!
吉野ヶ里歴史公園には野外炊事コーナーがあり、バーベキューをすることもできます。
夏場の野外炊事コーナーは多くの人で盛り上がっていましたよ。
我が家はまだ子どもが小さく、火を使うバーベキューは危ないので難しいですが、もう少し大きくなったらチャレンジしてみたいですね!
吉野ヶ里歴史公園に行くならテント持参がおすすめ
子ども連れだとどうしても荷物が多くなるので、テントなどの拠点があるととても便利だと思います。
我が家が遊びに行った日は週末で、お昼過ぎに到着するように行きましたが、すごい人出でした!
弥生の大野にテントを張ってお弁当を持ち込んでいる家族がたくさんいて、次に遊びに来るときは絶対うちもそうしよう!と思いましたね。
休憩するならベンチがありますが、特に遊具に近いベンチは埋まっていてなかなか座れませんでした。
ベビーカーに大荷物を積んで座れずに立ったまま、子どもを追いかけてベビーカーで移動、というのはやっぱり疲れました。
一人は赤ちゃんとテント付近で過ごす、もう一人は子どもと遊んでくる、という形が今の我が家ではベストなスタイルかなと感じました。
お手洗いにオムツ交換台は設置されていますが、そこまで行くのも面倒ならテントの中でオムツ替えもできますしね。
吉野ヶ里歴史公園の赤ちゃん用サービス
吉野ヶ里歴史公園内に赤ちゃんルームは5か所あります。
北側に3か所、東側に1か所、西側に1か所で、遊びの原に一番近い赤ちゃんルームは西口サービスセンターにあります。
一番近いと言っても、遊びの原からは歩いて5分くらいなので、行って帰ってくるだけでも10分はかかります。
ですので、やっぱりテントがあると便利です。
弥生の大野にテントを張っておくと、赤ちゃんルームまで移動せずにテント内ですぐに対応できるので、テントを持っているなら持参することをおすすめします!
オムツ交換台は各お手洗いに設置してありますが、テント内で交換できた方が焦らずにすみますし。
また、各入り口でベビーカーの無料レンタルがあります。
ベビーカーは首座り~2歳未満の子が対象になります。
吉野ヶ里歴史公園の概要
■所在地■
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町1843
■電話番号■
0952-55-9333
■開園時間■
4~5月 9:00~17:00
6~8月 9:00~18:00
9~3月 9:00~17:00
■休園日■
12月31日、1月の第3月曜日とその翌日
■入場料■
中学生以下 無料
大人(15歳以上) 460円
大人2日間通し券 500円
大人年間パスポート 4600円
シルバー(65歳以上) 200円
シルバー2日間通し券 240円
シルバー年間パスポート 2000円
■駐車場■
西口・東口・北口の3か所(合計1000台以上)
普通車 310円
二輪車 100円
自転車 無料
■アクセス■
(電車)JR神崎駅より徒歩15分
(自動車)長崎自動車道東脊振ICで降り、県道385号を南へ進む
■公式サイト■
https://www.yoshinogari.jp/
アンケートに答えると入場無料になる時もあるようです!
古代の原ゾーンへ行く場合、駐車場は西口、駅は吉野ヶ里公園駅より神崎駅の方が近いです。
まとめ
吉野ヶ里歴史公園、もっと家から近ければ年間パスポートを絶対買いたいくらい楽しめました!
結局、閉園時間まで目いっぱい遊んできました!
息子はまだ遊び足りなかったようで、またこの次の週末も行くことになりました。
そのうちテントも購入して、昼食も準備して、朝からがっつりと吉野ヶ里歴史公園を満喫したいですね。
みなさんも、テントや昼食持参で遊びに行くことをおすすめします!