筑紫野市の西の山側に、巨大な公園「筑紫野市総合公園」があります。
山に入ってからかなり上に登っていくので、これで道は合っているのか不安になりますが、坂を上り切った先には広大な広場があって天拝湖が一望できる景色も最高です。
この公園の目玉は何といっても巨大な船のアスレチック「天拝の船」です。
アスレチック以外にも、小さな子が楽しめる遊具や広場、砂場もあり、さらに景色も良くて大人も楽しめます。
冬の晴れ間にテントを持って家族で遊びに行ってきたので、感想をレポートします♪
合わせて駐車場や周辺ランチ情報もお届けしますね。
筑紫野市総合公園の遊具
複合遊具・天拝の船
駐車場からスロープを上ると、だんだん船の全体像が見えてきます。
この船のアスレチックは、「天拝(てんぱい)の船」と呼ばれています。
近くの山や湖がそれぞれ天拝山や天拝湖という名前なので、そこから来ているのかもしれません。
子どもが夢中になるのはもちろん、大人もワクワクが止まらないそんな大迫力のかっこいい船です。
スロープを上り切って船の間近に来てみると、かなりの大きさなことが分かります。
なんと全長50メートルあるそうです。
船の上には、階段やロープを使って登ることができます。
船内は迷路のようになっていて、うっかり目を離すと子どもを見失ってしまいますので注意が必要です。
夏場になると船内で水遊びができるようになるらしいので、夏に遊びに行くのが楽しみです!
甲板部分は網が張られていたり細い通路になっていたり、仕掛けがたくさんで子どもたちが元気に走り回っていました。
すべり台もいくつかあり、中でもこのほぼ垂直に降りる(落ちる?)すべり台「フリーフォール」がすごかったです。
滑り方の説明によると、すべり台の上の手すりにぶら下がってそのまま手をはなして降りると書いてあるんですが…
もう想像しただけで怖くて怖くて、私は無理でした。
順番待ちができるほど子どもたちには大人気で、歓声をあげながらどんどん滑っていました。
超長いローラーすべり台
かなりの長さのローラーすべり台があり、目の前の天拝湖を一望しながらすべるので、大人も景色を楽しめておすすめです!
ずーっと真っ直ぐすべるのではなく、途中でぐるりと1回転したり、カーブしたりします。
こちらも順番待ちの行列ができるほどの人気ぶりでした。
すべり台の傾斜は結構緩めで、他の公園のローラーすべり台と比較するとあまりスピードが出ないような印象を受けました。
子どもたちは物足りないのか、足でぐんぐんこいでスピードを出して滑っていました。
長いすべり台なので、滑り終わった後、また天拝の船の所まで戻るのも体力を使います!
斜面にもちょっとした遊具があるので、子どもたちは遊具で遊びながら元気に走って斜面を駆け上がっていました…。
子どもの体力は本当にすごいですね!
小さい子ども向けの遊具や砂場もある
天拝の船で遊ぶにはまだ早いような小さい子ども向けの遊具や砂場もあります。
砂場では、みなさん砂場セットを持参していて、たくさんの子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
もう少しして次男が歩けるようになったら、こっちで遊ばせてみようと思います。
今回は遊ぶ時間がありませんでしたが、ターザンロープ、ボルダリングなどもあります。
かなり広い芝生の広場もあり、鬼ごっこやたこ揚げで遊んでいる子たちもいましたよ。
筑紫野市総合公園の駐車場情報
筑紫野市総合公園の駐車場は無料!でも少なめで停められないことも
駐車場は数か所あり合計272台分あり無料で利用できます。
ですが、この規模と人気だともう少し駐車場が欲しいと感じました。
実は長男がまだ赤ちゃんだったころに一度この公園に桜を見に来たことがあったのですが、その時は全然駐車場が足りておらず、駐車場待ちの大行列に諦めて帰ったことがあるんです。
現在もお天気が良い週末などは、昼過ぎに行くと駐車場の空き待ちが発生している状況なので、確実に停めたいなら朝のうちに行くことをおすすめします。
駐車場にできそうな土地はまだありそうでしたので、今後駐車場が増えることを期待します。
駐車場から天拝の船まではスロープ完備!でもかなりの距離がある
駐車場からアスレチックまでは舗装されたスロープが整備されていますので、ベビーカーやキャリーカートでも上ることができます。
ですが、スロープは結構坂が急で距離もあります。
この日は次男を抱っこして、さらにキャリーカートに荷物をのせて運んでいたので、天拝の船に到着するまで曲がりくねった坂道を歩き続け、その時点でかなり良い運動になりました。
手荷物だけなら、芝生の斜面を直線で登っていくのが一番早いし楽です。
登り切った広場から見下ろすと、天拝湖が一望出来て最高でした!運動した甲斐がありました。
筑紫野市総合公園ではランチはお弁当持参がおすすめ
筑紫野市総合公園内にレストラン等はありません。
公園内に飲料やアイスの自動販売機はありますが、食品の自動販売機はありません。
ですので、私のおすすめはテントや敷物とお弁当を持参することです!
公園自体がかなりの山奥にあるので、徒歩圏内には食事ができるような場所も食べ物を調達できるようなコンビニなどもありません。
車で山を下りるといくつかお店がありますが、食事を終えて戻ってきた時に駐車場が埋まっている可能性があります。
公園内にテントを張ることができる広場があるので、お昼をまたいで遊びに来る時は、テントとお昼ご飯を持参した方がよいと思います。
筑紫野市総合公園内の禁止事項は?犬の散歩はできる?
公園内はかなり広いし景色も良いので、犬を飼われている方は一緒にお散歩したいですよね!
でも残念ながら、筑紫野市総合公園ではペットの入園は禁止されています。
安全面や衛生面の観点から、ということのようです。
その他にも禁止事項があるので、遊びに行かれる前に一度確認してみてくださいね。
- ペットの入園
- 球場や多目的広場以外の場所でのボール遊び
- 花火やバーベキュー
- 斜面での草滑り
草滑りOKの公園なら、筑紫野市総合公園から車で30分くらいの筑前町にある筑前ぽぽろがおすすめですよ。
こちらからレビュー記事が読めますのでどうぞ!
筑紫野市総合公園にはお手洗いの他にオムツの自動販売機も!
筑紫野市総合公園のお手洗いは、駐車場のそばに1か所あるだけでなく、アスレチックの近くにも2か所あるので便利でした。
あの長いスロープをまた上り下りするのは疲れますのでありがたいです。
お手洗い内にオムツ交換台はもちろん設置してありましたし、何より驚いたのがオムツの自動販売機があったことです!
うっかり忘れたり足りなくなってしまった時にも助かりますね。
ですが、販売していたのはM・Lサイズのみで、新生児用やSサイズは有りませんでしたのでご注意ください。
筑紫野市総合公園の概要
■所在地■
福岡県筑紫野市山口382-6
■電話番号■
092-929-0676
■開園時間■
3~10月 9:00~18:00
11~2月 9:00~17:00
■休園日■
年末年始(12月29日から1月3日まで)
■入場料■
無料
■駐車場■
無料(272台)
■アクセス■
(自動車)県道137号三本松ICから車で約7分
最寄りのバス停からは1.6キロあり、徒歩だと30分程山道を登ることになります。
子どもの足だとさらに時間がかかってしまうと思いますので、自家用車で来ることをおすすめします。
まとめ
筑紫野市総合公園、息子はずっと船に夢中でした!
暖かい日とはいえまだ冬だったので、あまり長居はできず息子は満足できなかったようです。
もう少し春が近づいたころに、また遊びに行きたいですね。
水遊びが解禁される夏にももちろん行きたいです!
その時には船とすべり台以外の遊具でも遊んで来ようと思います。